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モンテカルロ法はどんな攻略法?マーチンゲール法との違いも解説
モンテカルロ法とは、ある条件をひとつのセットとして設定しそのセットの終了時に「負けた際の損失」と「勝った時の利益」そのトータルの収支がプラスになる攻略法です。
一方、同じくルーレットの攻略法として知られている「マーチンゲール法」は、負けていても最終的に1回勝てばトータルの利益が得られる方法です。同じルーレットの攻略法でも、収支の出し方に違いがあるのです。
モンテカルロ法の特徴は?
モンテカルロ法は以下の数列に基づきルールが決められています。
- ひとつのセットとして利用する数列:数列【1 2 3……】
- 賭け金の決め方:数列の左端の数字+数列の右端の数字
モンテカルロ法は上記の数列を使って賭け金を決めていきます。
例えば1ユニット1ドルとした場合、初回の賭け金は1+3=4ドルです。
モンテカルロ法では勝った場合に数字が数列の中から消えていきます。ゲームが進むにつれ、数列に並ぶ数字が変わっていくのです。
そして数列の数字がなくなるまたはひとつだけ残った状態になった時に、ひとつのセットが終了します。
数列の変化により賭け金が毎回異なるため、モンテカルロ法を使う時はメモをとりながら進めていくのがおすすめです。
モンテカルロ法を使うのにおすすめの賭け方
ルーレットの攻略法であるモンテカルロ法は、アウトサイドベットに有効な方法です。
3倍配当であるコラムベットやダズンベットが最もおすすめです。
【3倍配当でモンテカルロ法が有効な賭け方】
- コラムベット(1列12点賭け)
- ダズンベット(1ダース12点賭け)
2倍配当であるハイローやオッドイーブン、赤黒賭け(レッドブラック)にも使うことができます。
【2倍配当でモンテカルロ法が有効な賭け方】
- 赤黒賭け(レッドブラック)
- 奇数偶数賭け(オッドイーブン)
- 前半後半賭け(ハイロー)
- 2倍配当か3倍配当かによって負けた時の数列の数字の消し方が異なる
- 2倍配当では利益が出ないことがあるので利益が出やすい3倍配当ゲームと愛称が良い。
- 3倍配当ゲームでは連敗が続く可能性が高く1サイクルで終了出来ない場合がある
モンテカルロ法のメリットとデメリット
ルーレットでモンテカルロ法を使った場合のメリットとデメリットを紹介します。
モンテカルロ法のメリット
連敗しても投資金額を抑えられる
モンテカルロ法はマーチンゲール法やココモ法と違い、掛け金がゆるやかに増えていきます。そのため連敗した場合でも長くゲームを続けることができる長期コツコツ型です。
また、大きな資金を必要としないので資金が少ない初心者やリスクを回避したい人に向いています。
カジノを攻略している気分を味わえる
モンテカルロ法は、数列を使いベット額の上げ下げをしていくので攻略法を使っている感覚が強く、ゲーム性が増すためよりカジノを攻略している気分を味わうことができます。
モンテカルロ法は、オンラインカジノでプレイするのがおすすめです。
モンテカルロ法のデメリット
損失を取り戻すのに時間がかかる
モンテカルロ法は1回の勝利でそれまでの損失を取り戻す方法ではありません。負けが続いてしまった場合は連勝する必要があるので取り戻すまでに時間がかかります。
マーチンゲール法やココモ法では、負けが続いていても最終的に1回勝てばそれまで負けた分を取り戻すことができますが、負けた回数が多い場合は最終的に損失が膨らんでしまうのがモンテカルロ法のデメリットです。
数列が難しくメモ、ペンが必要になる
モンテカルロ法は数列を使いながら進めるため、頭だけで記憶し計算するのは難しく、メモとペンやメモを取れるアプリなどのツールが必要になり少々面倒なところがあります。
通常のランドカジノではメモを取るのが禁止されているため使いにくい手法です。
使用するならメモを取っても問題のないオンラインカジノが最適です。
モンテカルロ法の進め方
では、モンテカルロ法はどのように進めていくのでしょうか。
数列を使うため、ルーレットのほかの攻略法と比べると多少理解が必要ですが、流れをつかんでルールを知れば難しいことはありません。以下で、負けた時と勝った時を分けて解説します。
モンテカルロ法を使う最初のステップ
まずは初回の賭け金を決めます。今回は1ユニット=2ドルとし、数列に当てはめます。
- 数列【1 2 3】
- 賭け金の出し方:数列の左端の数字+数列の右端の数字
- 初回賭け金:1(2ドル)+3(6ドル)=8ドル
ゲームに負けた時の次の賭け金の決め方
ゲームに負けた場合、数列の数字がどんどん増えていきます。
負けた時の数列は、【最初の数列+次の数字】が基本です。
例:1ゲーム目で負けた場合
- 2ゲーム目の数列【1 2 3 4】
- 賭け金の出し方:数列の左端の数字+数列の右端の数字
- 賭け金:1(2ドル)+4(8ドル)=10ドル
例:2ゲーム目も負けた場合
- 3ゲーム目の数列【1 2 3 4 5】
- 賭け金の出し方:数列の左端の数字+数列の右端の数字
- 賭け金:1(2ドル)+5(10ドル)=12ドル
このように、負けが続いている時は、1ユニット(2ドル)+前回の賭け金=今回の賭け金となります。
ゲームに勝った時の次の賭け金の決め方
ゲームに勝った時は、負けた時の数列の変化と異なるので注意が必要です。
同じく1ユニット=2ドルとし、数列に当てはめます。
勝った時の数列は、2倍配当と3倍配当で異なります。
3倍配当で勝った時は「数列の両端の数字を2つずつ消す」のが基本です。
例:7ゲーム目で勝った場合(3倍配当)
・勝った時の数列【1 2 3 4 5 6 7】
・次のゲームの数列【3 4 5】
・賭け金の出し方:数列の左端の数字+数列の右端の数字
・賭け金:3(6ドル)+5(10ドル)=16ドル
2倍配当で勝った時は「数列の両端の数字を1つずつ消す」のが基本です。
例:7ゲーム目で勝った場合(2倍配当)
・勝った時の数列【1 2 3 4 5 6 7】
・次のゲームの数列【2 3 4 5 6】
・賭け金の出し方:数列の左端の数字+数列の右端の数字
・賭け金:2(4ドル)+6(12ドル)=16ドル
上記の例で8ゲーム目も勝った場合、3倍配当と2倍配当のそれぞれの流れについても説明します。
例:8ゲーム目で勝った場合(3倍配当)
・勝った時の数列【2 3 4 5 6】
・次のゲームの数列【4】
数字が1つだけになったので、9ゲーム目をプレイすることなく8ゲームでモンテカルロ法のひとつのセットが終了。
数列【1 2 3】に戻り新たにスタートするか、プレイを終えます。
例:8ゲーム目で勝った場合(2倍配当)
・勝った時の数列【2 3 4 5 6】
次のゲームの数列【3 4 5】
賭け金の出し方:数列の左端の数字+数列の右端の数字
賭け金:3(6ドル)+5(15ドル)=21ドル
9ゲーム目で勝った場合は数列が【4】になるので、モンテカルロ法のひとつのセットが終了。
9ゲーム目で負けた場合、数字がひとつ増えて、数列【3 4 5 6】になります。
数字がなくなった、または数字がひとつになった時点でモンテカルロ法はワンセットが終了します。モンテカルロ法はワンセットの中で賭ける場所は変えないことを覚えておきましょう。
まとめ
モンテカルロ法は、数列に従って進めていく攻略法です。両端の数字の数から賭け金を決めていきます。勝った時と負けた時で数列の変化が異なるほか、3倍配当か2倍配当かによって数字の消え方が異なるので、実践にはまずは流れを理解しましょう。
またメモとペンが必要になるので、オンラインカジノで実践するのがおすすめです。
モンテカルロ法はルーレットを楽しむ上で覚えておいて損はありませんよ。