ゲームの基礎知識

ブラックジャックで勝つには確率に注目! 賭け方と勝つ方法を解説

ブラックジャック勝率

ブラックシャックのルールを簡単に説明

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ブラックジャックは、プレイヤーとディーラが1対1で勝負を競います。決められたルールに沿ってカードを引くため、ディーラーの強さは勝敗に影響しません。

  • カードの合計が「21」(ブラックジャック)になれば勝ち
  • 手持ちのカードの合計が「21」に近いほうが勝ち
  • ディーラーのカードが「16」以下の場合はカードを引かなければならず、「17」を超えていたらディーラーはそれ以上カードを引いてはいけない
  • プレイヤーとディーラーどちらかのカードが「21」を超えた時点でプレイヤーの負け(バースト)

ブラックジャックで使う用語

ブラックジャックをプレイする際には、基本用語を理解しておくとより楽しめます。

ハンド 手持ちのカードのこと
スタンド(ステイ) これ以上カードを引かないと宣言し、自分のハンドを決定すること
ヒット ハンド以外に追加でカードを引くこと
ダブルダウン 最初に賭けたチップと同額を追加して3枚目のカードを引くこと
スプリット 最初に配られたカードが同数の場合、そのカードを2つに分けてそれぞれ別のハンドとしてプレイすること(最初に賭けたチップと同額のチップが必要)
バースト 引いたカードの合計値が22以上になること(無条件でプレイヤーの負けが確定する)

ブラックジャックのカードの数え方

カードの数え方にもルールがあります。

2~10 数字のままカウント
J、Q、K 「10」としてカウント
A 「1」または「11」のどちらかでカウントできる

確率から考えるブラックジャックの基本

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ブラックジャックで勝つには、確率をベースに考えるのがポイントです。

最初に配られる2枚のカードの合計数の確率

プレイヤーは、最初に配られる2枚のカードと、ディーラーのオープンカードを見て、自分がどうするかを判断します。まずは、自分に配られるカードの合計数の確率を知っておきましょう。

【計算方法(合計数が21の場合)】
21が出る組み合わせ÷全ての組み合わせ=8÷169≒4.73%

他の合計値の確率も同じように計算すると、以下になります。

カードの合計値 21 20 19 18 17 16〜12 10〜2
確率 4.73% 10.65% 5.33% 6.50% 7.10% 49.12% 16.57%

上記から分かるのは、約50%の確率で「16~12」のカードが配られるということです。「16~12」が出た場合、スタンドするのかヒットするのか、ブラックジャック初心者の場合は判断が難しいです。

自分が引くカードとディーラーの伏せ札を「10」と考える

2枚のカードを引いた時点で、約50%の確率で「16~12」の合計値になります。

カードの数字 10 9 8 7 6 5 4 3 2 A
確率 30.7% 7.70% 7.70% 7.70% 7.70% 7.70% 7.70% 7.70% 7.70% 7.70%

絵札(J、Q、K)は「10」と数えるため、次に自分が引くカードとディーラーが伏せているカードは「10」である確率が一番高いです。追加でカードを引くか迷った場合は、自分が引くカードとディーラーが伏せているカードは「10」であると考えて判断しましょう。

ブラックジャックの基礎戦略は確率で考える

ブラックジャックで勝つためには、基礎戦略(ベーシックストラテジー)も確率で考えます。

カードの合計が「21~17」の場合は「スタンド」

カードの数字の合計 20 19 18 17
バーストする確率 92.30% 84.60% 76.90% 69.20%

表を見ても分かるように、バーストする確率が高くなります。手持ちのカードが「21~17」の場合は必ずスタンドしましょう。

カードの合計が「16~12」の場合は「ディーラーの手札を見て判断」

ブラックジャックでは、ディーラーの手札は1枚のみ表向きになっているのが一般的です。このカードを「アップカード」と言いますが、このアップカードによってスタンドするかヒットするかを判断しましょう。

アップカードが「10~7」の場合は「ヒット」

スタンドしても勝てる確率が低いためヒットしましょう。先ほど紹介したように、見えない手札を「10」として考えるためです。

アップカードが「6~2」の場合は「スタンド」

ディーラーがバーストする確率が高くなるため、プレイヤーはスタンドするのが安全です。

カードの合計が「11」以下の場合は「ヒット」

「1~10」のどの数字を引いたとしてもバーストすることはありません。ヒットしたのちにディーラーの手札を確認し、再度ヒットするのかスタンドするのかを判断しましょう。

カードが2枚とも「A」の場合は「スプリット」

この場合は必ずスプリットしましょう。次に「10」を引く確率が高いからです。運が良ければ、ブラックジャックが2つになる可能性もあります。

表で覚えるブラックジャックの基礎戦略

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これまで紹介したベーシックストラテジーを全て覚えるのは時間と経験が必要です。そこで、初心者でもすぐに判断できるように以下の表を作りました。

自分の手札とディーラーのアップカードが交わった部分に表示されているアクションが、最も勝率が高くなります。

最初の2枚がハードハンドの場合の基礎戦略

Aがない、またはAを「1」とカウントした手札のことを「ハードハンド」と言います。

手持ちのカード

ディーラーのカード

2 3 4 5 6 7 8 9 10 A
8以下 H H H H H H H H H H
9 H D D D D H H H H H
10 D D D D D D D D H H
11 D D D D D D D D D H
12 H H S S S H H H H H
13 S S S S S H H H H H
14 S S S S S H H H H H
15 S S S S S H H H H H
16 S S S S S H H H H H
17以上 S S S S S S S S S S

H:ヒット、D:ダブルダウン、S:スタンド)

最初の2枚がソフトハンドの場合の基礎戦略

手札にAがあり、それを「11」でカウントすることを「ソフトハンド」と言います。

手持ちのカード

ディーラーのカード

2 3 4 5 6 7 8 9 10 A
Aと2 H H H D D H H H H H
Aと3 H H S D D H H H H H
Aと4 H H S S S H H H H H
Aと5 H H S S S H H H H H
Aと6 H S S S S H H H H H
Aと7 S D D D D S S H H H
Aと8 S S S S S S S S S S
Aと9 S S S S S S S S S S

H:ヒット、D:ダブルダウン、S:スタンド)

最初の2枚が同数だった場合

引いたカードがどちらも同じ数字だった場合、スプリットするか否かは以下の表を参考にしてください。

手持ちのカード

ディーラーのカード

2 3 4 5 6 7 8 9 10 A
AとA P P P P P P P P P P
10と10 S S S S S S S S S S
9と9 P P P P P S P P S S
8と8 P P P P P P P P P H
7と7 P P P P P P H H H H
6と6 P P P P P H H H H H
5と5 D D D D P D D D H H
4と4 H H H P P H H H H H
3と3 P P P P P H H H H H
2と2 P P P P P P H H H H

H:ヒット、D:ダブルダウン、S:スタンド、P:スプリット)

最初に配られた2枚のカードの内容によって、どのアクションをすれば一番勝率が高いのかをすぐに判断できます。

ただし、ランドカジノには表などメモの持ち込みが禁止されていますので、オンラインカジノで使用しましょう。

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おわりに

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カジノで人気のブラックジャックで勝つためには、感覚や勘ではなく「確率」を使うことが大切です。もちろん、慣れてきたらゲームの流れを読んで勝負に出ることもカジノならではの醍醐味ではあります。

オンラインカジノでまずは「ベーシックストラテジー」を参考にプレイして経験を積んでいきましょう。

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