グッドマン法(1235法）は使える攻略法？使い方とメリット・デメリットを徹底検証

そもそもグッドマン法（1235法）とは？

グッドマン法とは、連勝時にベット額を「1，2，3，5」の順に増やしていくことから、1235法とも呼ばれている攻略法です。勝てばベット額が増えていくため一気に利益を増やせますが、負ければベット額を1ユニットに戻すため、損失を少なく抑えることができます。

「利益を追求したいけれど、損失は少なく済ませたい」というプレイヤーにぴったりの攻略法です。

使い方とゲームの流れ

先ほど説明した通り、勝ったらベット額を順に増やしていくだけなので、特に難しいルールはありません。ここでは、連勝した場合と途中で負けた場合の2パターンのゲームの流れを確認していきましょう。

連勝した場合

1ユニット＝1ドルとすると、連勝時のベット額は以下のようになります。

ゲーム数	ベット額	勝敗の結果
1	1ドル	〇
2	2ドル	〇
3	3ドル	〇
4	5ドル	〇
5	5ドル	〇
6	5ドル	〇

見てわかる通り、4連勝以降はずっと5ドルのベットとなります。ただし、必ずしも5ドル賭け続けなければいけないというわけではありません。「〇連勝したらベット額をリセットする」と独自のルールを作り、それに従って適度にリセットするのもよい手でしょう。

負けた場合

連勝時と同様に、1ユニット＝1ドルとし、途中で負けた場合のベット額を見てみましょう。

ゲーム数	ベット額	勝敗の結果
1	1ドル	〇
2	2ドル	〇
3	1ドル	×
4	1ドル	×
5	1ドル	〇
6	2ドル	〇
7	3ドル	×
8	1ドル	×

勝ち負けが同数となるゲームでは、上の表のようになります。ベット額は多少変動しますが、大きな動きがないので損失額が一気に増えるようなことはありません。そのため、安心して次の勝負に賭けられるのです。

グッドマン法をシミュレーションしてみた

まずは実際にグッドマン法を使ったらどうなるのかを確認していきましょう。

プレイするのはルーレットで、勝率が1/2で配当が2倍となる赤黒賭けをしていきます。資金は50ドルとし、1ユニット＝1ドルをベットします。その結果、資金の残高がどのように変化するのかに注目してみてください。

ゲーム数	ベット額	勝敗の結果	利益	資金の残高
1	1ドル	〇	＋1ドル	51ドル
2	2ドル	〇	＋2ドル	53ドル
3	3ドル	〇	＋3ドル	56ドル
4	5ドル	〇	＋5ドル	61ドル
5	5ドル	×	－5ドル	56ドル
6	1ドル	〇	＋1ドル	57ドル
7	2ドル	×	－2ドル	55ドル
8	1ドル	〇	＋1ドル	56ドル
9	2ドル	〇	＋2ドル	58ドル
10	3ドル	×	－3ドル	55ドル

10ゲームで検証した結果、上の表のようになりました。最終的に利益は＋5ドル、資金の残高は55ドルとなっていますね。4連勝時には＋11ドルと順調に利益を増やしましたが、勝ち負けが交互に来ると少しずつ資金が減っていきました。

連勝した場合と、連勝後に同数負けた場合には、確実に利益が手元に残るので、勝てそうな時に積極的に使っていきたい攻略法と言えるでしょう。

上手に活用するコツ

グッドマン法は連勝する見込みがある時に使うと効果的です。連敗しても損失が大きくなりにくいのもメリットではありますが、損失回収しにくく長期戦になりがち。そこで、連敗した時や勝ち負けが交互に来る時は、他の攻略法に切り替えてしまうのがおすすめです。

例えば、2連敗したら2in1法を使ったり、勝ち負けが繰り返されたらマーチンゲール系を使ったりすると、損失回収と利益追求が同時に狙えます。

応用の仕方もあわせてチェック！

グッドマン法の効果をより実感したいなら、応用方法を試してみてはいかがでしょうか？

応用と言っても、ベット額を2倍にするだけで大丈夫です。他の攻略法と組み合わせたりしなくても、より利益が増えやすくなりますよ。2倍賭けの場合、どのように利益が増えていくのかを表にまとめてみました。

ゲーム数	ベット額	勝敗の結果	利益	資金の残高
1	2ドル	〇	＋2ドル	52ドル
2	4ドル	〇	＋4ドル	56ドル
3	6ドル	〇	＋6ドル	62ドル
4	10ドル	〇	＋10ドル	72ドル
5	10ドル	×	－10ドル	62ドル
6	2ドル	〇	＋2ドル	64ドル
7	4ドル	×	－4ドル	60ドル
8	2ドル	〇	＋2ドル	62ドル
9	4ドル	〇	＋4ドル	66ドル
10	6ドル	×	－6ドル	60ドル

勝敗の結果は「グッドマン法をシミュレーションしてみた」と同じです。通常のベット額では10ゲームで5ドルしか増えませんでしたが、2倍賭けでは10ドル増えました。

さらに、4連勝したらベット額をリセットするという条件だとどうなるのかも見てみましょう。

ゲーム数	ベット額	勝敗の結果	利益	資金の残高
1	2ドル	〇	＋2ドル	52ドル
2	4ドル	〇	＋4ドル	56ドル
3	6ドル	〇	＋6ドル	62ドル
4	10ドル	〇	＋10ドル	72ドル
5	2ドル	×	－2ドル	70ドル
6	2ドル	〇	＋2ドル	72ドル
7	4ドル	×	－4ドル	68ドル
8	2ドル	〇	＋2ドル	70ドル
9	4ドル	〇	＋4ドル	74ドル
10	6ドル	×	－6ドル	68ドル

4ゲーム1セットとするだけで、合計8ドルも利益が増えました。グッドマン法で稼ぎたいなら、2倍賭けにし、さらに4連勝したらベット額をリセットするのがより効率的と言えるでしょう。

しかし、連敗したり勝敗が交互に来たりするとその分損失額が増えやすくなってしまうので、資金に余裕がある時だけにするなどの対策が必要です。

グッドマン法のメリット・デメリット

グッドマン法を使う上でどんなメリット、デメリットがあるのでしょうか？

メリット

メリットには以下のようなものがあります。

連勝の波が来ている時に利益を増やしやすい
連敗しても損失が大きくなりにくい
連勝後の連敗をしても利益が手元に残る
勝敗の数が同数でも利益が出せる

損失を出すリスクが低く、連勝できれば確実に利益が出るのが魅力的ですね。コツコツと利益を増やしたい時に使うのがよいでしょう。

デメリット

デメリットには以下のようなものがあります。

連勝できなければ効果は発揮されない
2連勝しかできないと利益がほとんど出ない
勝敗が交互に来ると少しずつ損失が膨らんでいく

ベット額の増え方が緩やかなので、連勝できないと利益がほとんど得られません。
また、勝ち負けが交互に来た場合、利益が出ないだけでなく損失が出る可能性があります。

他の攻略法と比較してみよう

グッドマン法は利益追求に特化した攻略法です。同じく利益を増やすのに向いている、パーレー法やピラミッド法と比べたら、どの攻略法が効率的に稼げるのでしょうか？

1ユニット＝1ドルで、2倍配当のゲームをプレイします。この時、それぞれの攻略法でどのくらい稼げるのか比較してみましょう。ただし、ゲームの勝敗の結果と順番は同じとします。

グッドマン法

ゲーム数	ベット額	勝敗の結果	利益の合計
1	1ドル	〇	1ドル
2	2ドル	〇	3ドル
3	3ドル	〇	6ドル
4	5ドル	〇	11ドル
5	5ドル	〇	16ドル
6	5ドル	×	11ドル
7	1ドル	×	10ドル
8	1ドル	×	9ドル
9	1ドル	×	8ドル
10	1ドル	×	7ドル

パーレー法

ゲーム数	ベット額	勝敗の結果	利益の合計
1	1ドル	〇	1ドル
2	2ドル	〇	3ドル
3	4ドル	〇	7ドル
4	8ドル	〇	15ドル
5	16ドル	〇	31ドル
6	32ドル	×	－1ドル
7	1ドル	×	－2ドル
8	1ドル	×	－3ドル
9	1ドル	×	－4ドル
10	1ドル	×	－5ドル

ピラミッド法

ゲーム数	ベット額	勝敗の結果	利益の合計
1	5ドル	〇	5ドル
2	4ドル	〇	9ドル
3	3ドル	〇	12ドル
4	2ドル	〇	14ドル
5	1ドル	〇	15ドル
6	1ドル	×	14ドル
7	2ドル	×	12ドル
8	3ドル	×	9ドル
9	4ドル	×	5ドル
10	5ドル	×	0ドル