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カウンティングとは
ブラックジャックにおけるカウンティングとは、配られたカードを記憶し、残っているカードからこれから配られるカードを予想する行為です。10でカウントされるカードが配られる可能性が高くなるほどプレイヤーが有利になります。この期待値に合わせてベット額を調整して勝ちやすくする行為です。
シューの中身（カードの順番）は毎回同じではないので、必ず偏りが生じます。その偏りを逆手に取って利用するのがカウンティングの考え方です。
ブラックジャックにおけるトランプの数え方を見ても分かりますが、ブラックジャックでは、10として扱うカードが多くなっています。よってシューの中に10・J・Q・Kのカードがどれくらい残っているのかを把握すると偏りを見分けることが出来ます。
例えば、最初に配られたプレイヤー側の手札の合計が10や11であった場合、シューの中に10として扱うカードが多く残っている事をがわかっていれば、10を引いて21になりやすい有利な状況ということが分かります。
逆に、最初に配られたプレイヤー側の手札の合計が15～17付近のもう1枚ヒットするかどうか微妙な数値だった場合、10を引いてしまうとバーストしてしまう確率が高くなっているため、無理に勝負をしない方が良いと言う判断が出来るようになります。
それと同じく、プレイヤー側だけでなくディーラー側のカードを見ておく事も大切になります。シューの中に10として扱うカードが多い状況で、ディーラーのオープンカードが9や10の高い数値の場合、次に10を引いてバーストする可能性が高くなります。
このような状況では自分は無理してヒットしないで、相手にカードを引かせてバーストさせる作戦のほうが良いといった判断が出来るようになります。
ゲームが進んでディーラー側が15～17付近の微妙な合計値になった場合は更にチャンスです。自分は無理してヒットせず、ディーラーに10を引かせてバーストさせることで勝てます。
このようにプレイ中にカウンティングをすることによって自分が現在有利な状況になっているのか不利な状況になっているのかが判断できるようになるのです。
カウンティングは難易度が非常に高くなってしまうのですが、本場のカジノで禁止されてしまうほど効果が高い攻略法です。カウンティングを実際に本場のカジノで実践すると高確率で退場させられて出禁になってしまいます。
カウンティングの方法
カウンティングとは、場に出ているカードを覚えることで、カードが収納されているシューの中にあるカードを把握する行為のことを言います。これは場に出るカードを逐一暗記することになるので大変な能力が必要になります。
プレイヤーとディーラーの分だけでも記憶するのは困難な上に、オンラインでつながる他者とプレイする「ライブブラックジャック」で実践するとなると、他者のカードも暗記する必要があるので相当な記憶力が必要となってしまいます。
そこで、カードをグループに分けて数値化して簡易化し管理するというカウンティング方法が広まりました。
カウンティングの中でも理解しやすい「ハイローシステム」という方法を解説します。
このシステムでは、「10・A」のカードは－1とカウントし、「7・8・9」のカードは±0でカウント、「2・3・4・5・6」のカードを＋1とカウントし、3種類の数値を元に計算しながらカードを管理します。
ブラックジャックでのカウンティングは10でカウントされるカードは偏りを見極めるためにとても重要な存在となります。重要なカードをマイナス値としてカウントする事で、偏りを効率良く見分けられるようになります。
それでは、実際にどのような流れになるのか例を元に見て行きましょう。
カウンティングの方法は、ブラックジャックでハイカードと呼ばれる「10でカウントされる10・J・Q・K・A」のカードが配られる割合が大きくなると、プレイヤーが有利になり、「2・3・4・5・6」が配られる割合が大きくなると、プレイヤーが不利とされています。
配られたカードから10でカウントされるカードが来やすくなったときに、大きく勝負するか、ディーラーがバーストするのを予想しましょう。自分の手札は確認出来ているので、「15・16・17」といったもう1枚引くか引かないか微妙な数字の時は、スタンドして自分がバーストしないようにしておきましょう。
自分が不利な状況の場合はディーラーが、バーストせずに勝負を成立させる可能性が高くなります。
カウンティングの注意点
カウンティングは信頼度が高い攻略法となりますが、絶対に勝てるわけではないという事は理解しておきましょう。過信してはいけません。あくまでも確率が高くなるという攻略法です。
場に出たカードを把握することでシューの中に残ったカードを見破れても、自分のベット額やアクション次第で、勝てるときも負けるときもあります。常に冷静に判断して適切な手でプレイすることが重要です。
そのためには、カウンティングをして負けてしまうパターンを理解しておく必要があります。
これまでにも何度か言っていますが、ブラックジャックではシューの中に10で扱うカードが多いほどプレイヤー側が有利になっています。
逆に考えると、シューの中に10で扱うカード以外のカードが多いほど、プレイヤー側が不利になるという事になります。
10で扱うカード以外でも、特にプレイヤー側が不利になってしまうのが「2・3・4・5・6」の5種類のカードです。
10や11のような高い数値のカードを連続で引ければ、即ブラックジャックで勝ちという事もありますが、シューの中に小さな数値のカードが多い状況では、合計値が21に近づかないだけではなく、ヒットしても小さな数値が続いてもたついてしまっていると、10のカードを引いてバーストしてしまう危険性が高くなってしまいます。
これはディーラー側がバーストしづらくなるという意味で考えても、プレイヤー側が不利になってしまっています。
シューの中に10で扱うカードが多ければ、相手にそれを引かせる事でバーストさせて、自分を勝利に導く事が出来ます。その一方でシューの中に「2・3・4・5・6」のカードが多い状況ですと、簡単にバーストさせる事が出来なくなってしまいます。
このような理由から、シューに「2・3・4・5・6」のような小さな数値のカードが多い場合では、積極的な勝負は控えておくことが適切な動きになります。
カウンティングにおいて、「2・3・4・5・6」のカードが「＋」としてカウントされるのはこれが理由になっています。カウンティングをしていて＋に傾いて来ていると判断できたら慎重なプレイをするように心掛けましょう。
ベラジョンカジノでは、カードカウンティングで実際に稼ぐことができるのか？
ここまででカードカウンティングの方法は理解できたと思いますが、それではベラジョンカジノで実践した場合、実際に稼ぐことができるのでしょうか？
それは…ほぼ不可能です。
理由①：ベラジョンカジノではカウンティングは規約違反
「オンラインカジノなのでカウントしていてもバレることは無いでしょ？」と思うでしょうが、カウンティングは、残ったカードを判断して勝てる可能性が高まったところで大きく賭けることになりますので、賭け方に不自然さが出て不正が疑われてしまいます。（賭け金を変更せず同じ賭け金のままプレイするのでしたら、カウンティングをする意味が無くなってしまいます。）
この賭け金の金額の動きで規約違反が疑われて、発覚した場合にはアカウントが凍結されてしまいます。勝利金が没収されてしまう事もあり、リスクが高すぎるのでベラジョンカジノでのカウンティングはおすすめできません。
理由②：シャッフルされる頻度が高い
配るカードを格納しているシューの中に、カッティング・カードと呼ばれる赤いカードがシューの約1/3のカードの位置に入れられています。このカッティング・カードまで到達すると、シューはシャッフルされてしまい、新しいシューと交換されてしまいます。こうなるとカウンティングをするには不利な状況となってしまいます。
理由③：8デッキ使用であまり意味がない
ベラジョンカジノではEvolution Gaming社のライブブラックジャックを採用していますが、こちらのブラックジャックでは52枚のカードの8デッキを1セットにして1つのシューに入れられています。
全てのカードの合計が416枚でその約1/3のカードの位置にカッティング・カードが入ることに加えて、カウンティングのスコアが低くなる絵札が連続して出るときや、その逆で絵札が全くでない場合もあるのでカウンティングの有効性が下がってしまいます。
以上の点からベラジョンカジノでカウンティングを実行してもアカウントが凍結されてしまうリスクやカウンティングをしてもあまり有効ではないと言えます。
初心者はベーシックストラテジーから始めよう
ブラックジャックで実行すべき攻略法は「ベーシックストラテジー」です。
ベーシックストラテジーは、自分に配られたカードとディーラーに配られたアップカード（表向きのカード）を見て、表に従って次のアクションを決める攻略法です。
実際のカジノでは表を見ながらプレイすることはできませんが、オンラインカジノであるベラジョンカジノの場合は表を見ながらプレイすることができるので、活用して勝率を上げましょう。
最後に
カードカウンティングは、映画『レインマン』で自閉症もしくはサヴァン症候群の特性を持った人が、カジノのブラックジャックで大勝したことで一般の人にも認知された攻略法ですが、ベラジョンカジノで実際に使おうとしてもさまざまな制限があるため有効的な手段とは言えません。実行するとしてもアカウント凍結のリスクもあるので、不自然にならないよう賭け金の調整が必要になります。よってベラジョンカジノにおいてカウンティングはおすすめできません。
