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ブラックジャックってどんなゲーム?

世界中で最も人気のあるカードゲームの一つと言われており、発祥の地はアメリカとの説もあるカードゲームの王道、ブラックジャック。カジノではポーカーやバカラと並ぶ人気を誇ります。ですのでブラックジャックという名前だけは聞いたことのある人も、かなりいらっしゃるのではないでしょうか?
ここでは、まったくの初心者でもわかりやすいように、ルールや遊び方、そして勝つための作戦と見ていきながら、カジノでブラックジャックをプレイするために基本的な情報を手に入れて、ブラックジャックを楽しみながら攻略するための方法をご紹介します。
ブラックジャックの遊び方と基本的ルール
世界各地のカジノでは、ブラックジャックは21を争うゲームとして認知されていて、ルールはとても簡単ですけれど、多少の駆け引きを要するので奥が深いゲームでもあります。
ブラックジャックはディーラー(相手)とプレイヤー(あなた)に配られたカードの合計の数字が21を超えない範囲で、どちらがより21に近いのか?で勝敗が決まるトランプのゲームなのです。
例えば、プレイヤー(あなた)のカードの合計が15だった場合に、もう一枚カードをヒットする(引く)のか?それとも、ここでスタンドする(止める)のか?といった悩ましい場面で、プレイヤー(あなた)の決断が重要になります。
ブラックジャックのカードの数え方
- 2 ~ 10まではそのままに数える
- 絵札(Jack 11、Queen 12、King 13)は、すべて10
- A(エース)は1または11の自分に有利な数でカウントOK
一般的に合計が21になればブラックジャックだとも言われてますが、本来は1回目に2枚のカードが配られて合計が21になる場合を「ナチュラル21」(またはナチュラルブラックジャック)と言われています。この時のカードの組み合わせは、最初に2枚配られた時点で、A(エース)のカードと絵札([J]、[Q]、[K])のカードの組み合わせが、条件になります。しかもナチュラル21で勝つと、通常の1.5倍の配当になるのがカジノの常識です。
ブラックジャックでのゲームの手順は次の通り
- ベット(賭け金)を置く
- ディーラー(相手)がプレイヤー(あなた)に2枚のカードが配られる
- ディーラー(相手)へ2枚のカードを同じように配られる
プレイヤー(あなた)は手持ちの2枚のカードの数字の合計が21に近づくように、カードをもう一枚引くかどうかの決断します。そしてディーラー(相手)とプレイヤー(あなた)と、どちらが21に近いかで勝敗が決まります。カジノでは、一つのテーブルで7人ほどのプレーヤーが揃ってゲームに参加できますが、勝負として、つまりはディーラー(相手)とプレイヤー(あなた)との二人の対決であることには変わりはありません。
ブラックジャックの特徴としては、8組(52枚×8組=416枚)程度のトランプを使用しているため、カードのカウントが非常に難しくなりますが、プレイヤー(あなた)は合計が21を超えるまでは、好きなだけカードを引くことができるのに対し、ディーラー(相手)は合計の数字が17を超えるまでカードを引かなければならない前提があるので、この点が勝負の駆け引きのアヤになるなるのかもしれませんね。
ブラックジャックの用語を覚えよう!

STAND(スタンド)
これ以上、カードを受取らず、ディーラー(相手)と勝負するという宣言のこと。あとは、ディーラー(相手)の合計の数字との勝負になります。
HIT(ヒット)
もう一枚、追加でカードを引くこと。
テーブルを軽く指でトントンすると、ディーラー(相手)がもう一枚のカードをプレイヤー(あなた)に配ります。合計が21を超えないか、ドキドキの瞬間です。
BET(ベット)
手持ちのチップを賭けること。これは、ブラックジャックに限らず、ルーレットやバカラなどのテーブルゲームでの共通用語となります。
BUST(バースト)
直訳すると「破産」の意味であり、手持ちのカードの合計が21を超えてしまうこと。つまり負けです。バーストしたら、ベットしたチップは戻ってきません。
PUSH(プッシュ)
ディーラー(相手)とプレイヤー(あなた)、それぞれの合計の数が同じであること。つまり引き分けとなります。原則、プッシュの場合はベットしたチップはそのまま戻りますが、カジノによっては、ディーラー(相手)の勝ちルールもあるようです。テーブルに着く前に確認をしておきましょう。これらの基本用語を覚えたら、あなたもブラックジャックで十分に遊ぶことができますが、慣れてきたら知っておくと便利な用語も、以下に解説しますね。
SPLIT(スプリット)
最初に、プレイヤー(あなた)に配られた2枚のカードが同じ数字だった時に使える手段です。例えば、配られたカードが[8]と[8]であった場合、合計数 16 としないで、2枚の[8]を分離させ、それぞれに更にカードを1枚ずつ要求します。手持ちカードその1 [8] + [?]と手持ちカードその2 [8] + [?]のように、進行中のゲーム中に、二つのパターンで並行して、ディーラー(相手)と勝負が可能になります。ベットしたコインを増やすチャンスとも言えますが、慣れないうちは混乱することもありますので、慎重な判断を心掛けましょう。
INSURANC(インシュアランス)
ディーラー(相手)の1枚目のカードがA(エース)だった時、最初に賭けたコインの半分を別に賭ける例外的なルールとなります。そして、ディーラー(相手)がブラックジャックの場合は、ベットしたコインと後で半分のコインの全部が戻ってきます。名前の通り、「保険」が有効になり賭けた全コインが戻ってくるイメージですね。でも、ディーラー(相手)がブラックジャックではなかったら、半分賭けたコインは没収ということになります。
DOUBLEDOWN(ダブルダウン)
賭けたコインを2倍にして、カードをもう一枚ヒットして、勝負をかけます。手持ちのカードの数字の合計が限りなく21に近く、勝てる自信があるときは、とても有利な手段となります。
ブラックジャックの必勝法を探せ!!
ブラックジャックの攻略法を追求した書籍や人物は、古今東西、いたるところに存在しています。内容も千差万別ですし、語り尽くすことはできません。しかしながら、このカードゲームの本質は”確率”を見極めることであるとも言えますね。つまり、ディーラー(相手)のカードの組み合わせとプレイヤー(あなた)のカードの組み合わせから判断、予想して、それに応じた確率的に最善のアクションをとることが重要になります。
ここでは、ブラックジャックの必勝法としてもっとも有名な「ベーシックストラテジー」を解説していきますね。下の図表を見てください。まず、プレイヤー(あなた)のカードの組み合わせ・合計数にあたる部分を探し、ディーラー(相手)の表向きのカードの数字が、表の中で交差する部分のシンボルに応じたアクションを起こすだけです。

表中のシンボルの意味は、次の通り
- 「 H 」ヒット ➡ カードを、もう一回引く
- 「 S 」スタンド ➡ これ以上、カードを引かずに、手持ちカードで勝負
- 「 D 」ダブルダウン ➡ ベットコインを2倍に、もう一回カードをひく
- 「 SP 」スプリット ➡ 同じカードの時、2パターンに分け勝負を進行
この「ベーシックストラテジー」は、あまりにも有名になりすぎたためカジノ(胴元)側もその存在を知っているので、世界中のほとんどのカジノでは、持ち込んで見ながらゲームに参加しても大丈夫なようですよ。あなたも試してみたらいかがでしょうか?
ブラックジャック 勝負のコツ

先ほどの、「ベーシックストラテジー」はいかがだったでしょうか? とは言っても、せっかくカジノで勝負するならビシッと決めたい!と思う方もいるはずですね。ここでは、カードが配られても、慌てずスマートに次のアクションを決めるコツをご紹介します。
カードの合計が8以下の場合 何も考えず無条件にヒット
当然ですよね。次のカードがどんなカードであっても合計数が21を超えることはありません。恐れずに行きましょう。
カードの合計が10or11の場合 ダブルダウンで勝負!!
この場合も、更に一枚カードを引いても21を超えることはないので、次に10、Jack,Qeen,Kingがでる確率が高そうな場合には、自信をもって勝負しましょう。
カードの合計が17以上の場合 ステイして待つ
これ以上、カードを引くのはリスクが高いと思われます。バーストする可能性が高いので、控えたほうが無難です。