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マーチンゲール法について
ざっくり言ってしまうとマーチンゲール法とは、負けるたびに、前回のベット額の2倍で勝負して、勝つまでベットし続ける手法です。もちろん勝ったらベット額を最初のベット額に戻します。勝つまでベットし続ければいつかは必ず勝ち、利益が出るという攻略法となります。
マーチンゲール法はオンラインカジノ攻略法の中で最も有名な手法なものとして知られており、オンラインカジノ、競馬、ランドカジノ、FXなどでも使用されている手法です。
攻略法!!とっても魅力的な響きですよね。日本語では、「倍賭け法」と言いますが、負けた時のベット額を倍賭けをし続けるわけですから、マーチンゲール法などの攻略法が必ずしも必勝法ではなく、メリット・デメリットなどはしっかり理解してから実践しましょう。
マーチンゲール法の特徴・メリット編

マーチンゲール法の最大のメリットはシンプル・簡単という点でしょう。
マーチンゲール法は複雑な計算法も必要なくベットルールがシンプルなので、初心者でもとっつきやすい点は、メリットと言えるでしょう。
特徴として理屈では、「それまでの負け分を一気に取り戻せる」ことにありますので、精神的にはゆとりをもってゲームに臨むことができますよね。良いことばかりに見えるマーチンゲール法ですが、やはりメリットがあればデメリットもあるようです。
マーチンゲール法の最大の弱点・デメリット編

マーチンゲール法の最大の弱点・デメリットは、想像以上の負けが続くと所持コインが底を尽く可能性があることです。また、連敗が続いてしまうとベット額が高額になり、例えばカジノの場合ですと、ベットリミットに抵触し、マーチンゲール法を続けることができません。
例えば、1ドルのベット額で始めたとして、5連敗したら6回目のベット額は32ドルで累計ベット額は63ドルとなりますし、もし10連敗した場合の累計ベット額は2,047ドルまで膨れ上がってしまいます。
マーチンゲール法でのポイントと注意点を理解しよう
このようにメリット・デメリットがあることを把握して、ポイントと注意点をしっかり理解して楽しく遊びましょう。
ゲームで実践する際のポイントとは?
最初に検討すべきこととして、マーチンゲール法に適しているのは、どんなゲームを考えて見ましょう。マーチンゲール法を上手に利用するために、配当は高くなくても勝率が50:50であるものが適していると言えるでしょう。

カジノの場合ですとルーレットの「REDもしくはBLACK」、「BANKERもしくはPLAYER」のように二つのどちらかへベットするゲームには有効です。
「独立事象」のゲームで使おう!
マーチンゲール法でベットする際には、もう注意すべき点として、「独立事象」のゲームであるかを確認します。

統計学、確率論等の学術的な分野ではよく使用される用語「独立事象」とは、前のの結果が次の結果に影響を与えずに結果が発生する現象のことです。
わかりやすく書くと、ルーレットで「偶数」or「奇数」が出る確率はそれぞれ50%です。(ルーレットでは「0」や「00」があるので、正確な確率は50%ではありませんが、わかりやすい説明のために、ここではそのことは考慮していません。)前のゲームで「偶数」が出ていたとしても、次のゲームでも「偶数」が出る確率が50%であることは、誰も疑う余地はありませんよね。逆にブラックジャックなどのカードゲームは、カードの状況によって次の展開の勝率が変動するため、学術的には「従属事象」という用語が使用されています。
資金管理を厳格に!
マーチンゲール法を使うときに最も注意しなければならないこととして、資金管理が一番に挙げられます。
といいますのは、負け続けていても、1回勝ちさえすればそれまでの負け分を取り戻せるとなると、勝つまでベットし続ければ安心かと言えばそうではありません。
例えば、1ドルから始めたとして、連敗が想像以上に続くとどうなると思いますか?
- 1回目 1ドルベットして負け
- 2回目 2ドルベットして負け 累計ベット額3ドル
- 3回目 4ドルベットして負け 累計ベット額7ドル
- 4回目 8ドルベットして負け 累計ベット額15ドル
と連敗が続き、10連敗した時には、
- 11回目 1024ドルのベット 累計ベット額2047ドル
と、つまり日本円で20万円以上の累計ベット額にまで膨れ上がる計算になります。マーチンゲール法がいつか勝てれば、負け分を取り返せるとはいえ、やはり重要なのは資金管理ですね。確率50:50のゲームで10連敗するほどの負けが込むことは珍しいですが、かと言って、まったくないとも言い切れないのがカジノと言えます。
カジノではベットリミットに注意しよう!
マーチンゲール法の概要をここまでご説明してきましたので、次に留意することは、カジノではゲームごとに設定されているベットリミットがあることです。
カジノゲームにはベットできるベットミニマム(最少額)とベットリミット(最大額)が決まっているのが一般的です。
上記でご説明したように、負けが込んでいくとベット額があっという間にに膨れ上がり、次の勝負でベット額が上限に達していると、マーチンゲール法のルールでのベット額をベットできず、負け分を取り戻せなくなってしまいます。
カジノゲームでテーブルに着く際には、ベット額のベットミニマム・ベットリミットは必ず確認し、連敗が続いても決して熱くならず資金管理に注意してください。
マーチンゲール法は、古今東西で研究されてきた手法ですので、必勝法とまでは言えなくても、勝つ確率を上げる方法は存在しています。実際に試してみた結果などをもとに、今後、検証結果を報告していく予定ですので、ご期待ください。
マーチンゲール法の発祥と由来
諸説あるのですが、南フランスのマーティギュー地方があり、そこの出身者が使っていた手法を「マーティギューシステム」と呼ばれ、いまでは「マーチンゲール法」となっていますが真偽のほどはわかっていません。
このマーティギュー地方の人たちは変わり者が多く、負け続けていたことを嘲笑されていたともされており、名称の由来的には破滅を意味してるとも言えますね。とはいえ、現代では、カジノの攻略法として定着しているわけですから、一発逆転の魅力も捨てがたいといったところでしょうか。
マーチンゲール法と上手に付き合おう
負け続けても最後に勝てば一発逆転のマーチンゲール法は攻略法の中で最も知られている手法です。しかしながら、使い方を誤ってしまうと「攻略法」とは言えません。
理屈ではいつかは必ず勝てるのですが、連敗が想像以上に続いた場合の累計ベット額のリスクがありますので、自分が所持しているコインがどのくらい残っているのかという資金管理、ベットリミットの確認、そして何よりもカジノでは負けが続いても熱くならないように気持ちをコントロールする必要がありそうです。
オンラインカジノで遊ぶには、攻略法の知識があると、ゲームを楽しく遊ぶことができます。ここでご紹介したマーチンゲール法の他にも有益な攻略法はたくさん存在していますので、たくさんの攻略法を身に付けてプレイすることをお勧めします。